Windows Server 2012 Hyper-Vマシン内への仮想マシンの作成とマルウェア対策ソフトウェアの関係|試験問題作成委員会の独り言 忍者ブログ

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Windows Server 2012 Hyper-Vマシン内への仮想マシンの作成とマルウェア対策ソフトウェアの関係

(質問)
クラスタ共有ボリュームへの仮想マシン作成

はじめまして。
現在下記の通りフェールオーバー可能なHyper-V検証環境を構築しております。
 
<環境>
物理ホスト:Windows Server 2012 Data Center Edition x2
・共有外部ストレージ(1TB空き有)へ接続
・物理ホストの物理メモリは32GBで現在7.8GB使用中
<質問>
WSFCから共有外部ストレージ(C:\ClusterStorage\Volume1)に仮想マシンを作成しようとしたところ以下のメッセージが表示され仮想マシン作成に失敗してしまいます。
「コンピューター'ホスト名'のメモリまたはディスク領域が不足しているため、要求された操作の実行に失敗しました。」
共有外部ストレージを使用せず、ローカルディスクへの仮想マシン作成は可能なことを確認済です。
原因について何かご存知の方がいましたらご教示いただけないでしょうか。
 
 (回答)
マルウェア対策ソフトウェアをインストールした際は、除外設定が必要になります。
WSFC: クラスタ環境でのウィルス スキャンの除外設定について
http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2010/06/10/wsfc.aspx
Hyper-V をインストールした Windows Server 2008 ベースのコンピューターまたは Microsoft Hyper-V Server 2008 ベースのコンピューターで仮想マシンを作成または起動すると、エラー コード "0x800704C8"、"0x80070037"、または "0x800703E3" が表示されることがある
http://support.microsoft.com/kb/961804?wa=wsignin1.0
また、私のブログにもまとめてあります。
Windows Server 2012 Hyper-V のベスト・プラクティス~その1
具体的には
マルウェア対策ソフトの除外設定を行う
・VHD、VHDX、AVHD、VSVとISOファイルを含むすべてのフォルダ 
・仮想マシンのデフォルトの設定ディレクトリを使用する場合 
(C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V) 
・デフォルトのスナップショット·ファイル·ディレクトリを使用する場合 
(%systemdrive%\ProgramData\Microsoft\Windows\Hyper-V\Snapshots) 
・カスタム仮想マシン構成ディレクトリが該当する場合 
・デフォルトの仮想ハードディスクドライブのディレクトリ 
・カスタム仮想ハードディスクドライブのディレクトリ 
・スナップショット·ディレクトリー 
・Vmms.exe(注:ウイルス対策ソフトウェア内のプロセスの除外として設定する必要があるかもしれません) 
・Vmwp.exe(注:ウイルス対策ソフトウェア内のプロセスの除外として設定する必要があるかもしれません) 
・クラスタ共有ボリュームを使用する場合は、CSVファイルのパスを除外します。 
(C:\ClusterStorageとそのすべてのサブディレクトリ)の除外設定が必要になります。
以上、参考になれば幸いです。
 
 (結果として)
●●●様
 
貴重な回答ありがとうございます。
マルウェア対策ソフトの除外設定を下記の通り実施してみたのですが結果はNGでした。
・%systemdrive%\ProgramData\
・%systemdrive%\Program Files\Hyper-V\
・%systemdrive%\ClusterStorage\
・vmms.exe
・vmwp.exe
また、本件仮想マシン作成時のみVirusScanを停止させれば良いと記述しましたが仮想マシンのフェールオーバー実施時、フェールオーバー先のサーバでVirusScanが起動しているとフェールオーバーは上手くいきますがその後その仮想マシンにコンソールで接続出来なかったり設定を編集できない現象も発生しました。(リカバリーするにはVirusScan停止し仮想マシンの再起動が必要)
McAfee社にも本現象について問い合わせしましたが、Windows Server 2012においてクラスタ共有ボリューム使用時、現状の最新バージョン(VirusScan8.8iPatch3)では不具合が発生することと、対策としてVirusScanをアンインストール、もしくはVirusScanを停止させないといけないとの回答でした。(正直唖然としましたが・・・)
時期パッチ(Patch4)でクラスタ共有ボリュームに対応するとの情報もあるのでそれを待つしかないようです。
 
△△△
 
上記質問ですが自己解決しました。
原因は物理ホストにMcAfee VirusScan Enterpriseを導入していたことでした。
VirusScan(オンアクセススキャン)を停止させることで問題なく仮想マシンを作成できることも確認出来ました。McAfeeのHPを見てもWindows Server 2012であればサポートされているような記述はあったのですが現状ダメなようです。ただ、仮想マシン作成、仮想領域の移動のみこの現象が出ているだけで、作成後の仮想マシンのライブマイグレーションや稼動は問題ありませんでした。
ですが一時とはいえ、VirusScanを停止させるのはリスクもあるため早く不具合が解消されることを願います。
 
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/winserver8/thread/b8207e48-8966-4941-9aa1-6882d85f6716
 

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