試験問題作成委員会の独り言 忍者ブログ

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Hyper-V 2.0とHyper-V 3.0の互換性

(質問)
Windows8 RTM搭載のHyper-Vマネージャで旧来のHyper-V Serverが管理できない

 
Windows8 RTMに標準で搭載されているHyper-V マネージャにおいてHyper-V Server 2008R2以前のHyper-V Serverを追加しようとすると「このバージョンのHyper-Vマネージャでは、Windows Server 2008または Windows Server 2008 R2のHyper-Vを実行しているサーバは管理出来ません。」とアラート表示が出て追加することが出来ません。
Windows8向けに旧来のHyper-V Serverを管理するためのHyper-V マネージャが
提供されている様には見えないのですが、これを解決する方法はありますか?
 
(回答)
質問者と同じ問題にぶつかり、調査を進めていたところ、
以下の記事を見つけました。
・最新のHyper-Vマネージャーで旧Hyper-Vを管理できない理由
http://www.computerworld.jp/blogs/d/205159
仕様上の問題として、ご参考になればと思います。
 
単純にリモートデスクトップ接続して(間接的に)管理する方法はある。
(MSのページ)
Windows 8 用のリモート サーバー管理ツール
Windows 8 用リモート サーバー管理ツールについての説明
(参考:個人の方のブログ)
Windows Server 8 DP の Hyper-V の管理について-SEの雑記
設定画面から確認するHyper-V3.0-MCTの憂鬱
 
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/w8itpro/thread/2810d5f2-2ec3-4ddd-8bc7-afd2df0bb17f/#5be4f148-05cf-4759-8bd9-592cd1c3ccd1

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Windows Serverボリュームライセンスに関するお問い合わせについて

ライセンス(特にサーバー関係やボリュームライセンス)に関する適切なお問い合わせ窓口を探すのは難しく、MSに直接問い合わせてくださいというしか答えようがない。
注意点としては電話で問い合わせるのでなく(証跡を残すという観点から)、必ず書面(メールなど)で確認をとることである。


文書番号: 295539
http://support.microsoft.com/kb/295539/ja
お問い合わせ先-マイクロソフトサポート
 
(質問)
物理CPU4個のマシンでWindows Server 2012 Standerdを使うためのライセンスについて

 
Windows Server 2008 R2  Standerd (OEM) からWindows Server 2012 Standerd
へのアップグレード考えています。
現在、以下の構成のマシンで動かしています。
 
CPU:AMD Opteron6282SE 16コア × 4CPU(物理)
メモリ:64GB(StanderdなのでOS上では32GBまで)
HDD:OS用2TB(RAID1)
HDD:データ用10TB
 
以下の「ライセンス体系:WS2012_Licensing-Pricing_Datasheet_ja.pdf」を読みますと
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/windows-server/buy.aspx
物理CPU4個のため、Detacenter or Standerd のライセンスを2つ購入しないとCPUを有効に使うことができないようですが
(ソフトウェアアシュアランスがある場合はStanderdのライセンスを追加でもうひとつ)
通常市販されております、
 
Windows Server 2012 Standard 日本語版 5 CAL付
を2つ購入し、片方のメディアのライセンスキーを使いインストールを行った後、もう一方のライセンスキーをどのように使うのでしょうか。
また、1つはメディア付きで、もう片方はライセンスだけ購入することは可能なのでしょうか。
 
以上よろしくお願いいたします。
 
(回答1)
ライセンスキーはおそらく使うことはないと思いますが、この手の質問であれば、パートナーコールセンターで答えてくれると思います。
なお、一般的にはボリュームライセンスで購入することが想定されているように思います。ボリュームライセンスはメディア、CALとも別売りですので、ある意味必要なものだけ買えますし、購入ボリュームが大きければディスカウントも大きくなりますので。価格は、Openであれば、以下のWebサイトなどから見積もれます。
https://www.licenseonline.jp/
 
(回答2)
フォーラム オペレーターの○○○○です。
△△△△ さん、いつも回答ありがとうございます。

×××× さん、こんにちは
マイクロソフトのボリューム ラインセンス に関するページがありますので、こちらも参考までにご紹介します。
(業種別に提供されているライセンス プログラムもあります。)

・Volume Licencing ホーム:
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/default.aspx
 
パートナーコールセンター
マイクロソフト ボリューム ライセンス 問い合わせ先:
製品ライセンスについてよく寄せられる質問 (FAQ):
 
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/winserver8/thread/90d23857-9c42-4673-993e-ab7ee2966c77/#c8c90963-8a7f-4769-9f65-cceca46b68af

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Microsoftの最新OS、Windows 8が販売開始(平成24年10月26日)

Microsoftの新OSとなる「Windows 8」が10月26日に発売された。時差の関係で世界でもっとも早く発売されることになる日本では、前日の25日にベルサール秋葉原において「Windows 8前夜祭」がおこなわれ、日本マイクロソフトの代表執行役社長樋口泰行氏が登壇し、「Windows 95でブームが起きたが、それを超えられる画期的なOS」と自信を見せた。(マイナビニュースより引用)
 
Windows 8 へのアップグレード
Windows 8 Enterprise 評価版のダウンロード

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ボリュームライセンスのライセンス認証、KMS認証とMAK認証

(質問その1)
KMSシステムでのライセンス認証に関して

 
Windows7のライセンス認証にKMSシステムを使っている客先が有るのですが、KMSシステム認証を行うのにPCのBIOSにSLICテーブルが必要で、通常OSプリインストールPC(OEM版ライセンス)には、SLICテーブルが有るそうなのですが、ボリュームライセンスを使うような企業向けPCの中には、このSLICテーブルを用意していないPCがあるようで、この様なPCの場合、通常の手段ではKMS登録時にエラーが出てしまい、上手く認証が出来ません。このような場合、どの様な回避策が有るのでしょうか。アドバイスいただけますでしょうか?
 
(回答1)
以下のサポート技術情報が参考になるかもしれません。
OEM から入手したコンピューターで Windows Vista または Windows 7 のライセンス認証を行おうとするとエラー メッセージが表示されます。
文書番号: 942962 -
 
(回答2)
KMS 認証を使用するということは、ボリュームライセンスを購入しているということになりますよね。
その際は、通常ボリュームライセンス版に再インストール(アップグレードではなく)を行うことになります。ですのでOEM版のPCはそのままは使用しないのが一般的なシナリオになります。その場合はSLICテーブルなどの問題は発生しないはずです。
ただし、OEM版のPCを使用していてもKMS認証を行いたいという要望もあり、KMSクライアントキー(GVLK)を入力すればKMS認証に切り替えることもできます。
この問題はOEM版PCにはそのPCのBIOSとソフトウェア関連付けを行っているものがあり、その際にKMS認証ができないということだと思われます。ですのでその場合はKMSは使えないので必然的にMAK認証を行うしかありません。
 
以上、参考になれば幸いです。
 
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/w7itprogeneralja/thread/4b823129-4893-4dae-84a0-317aaed7cb48/#008925f7-649f-4d39-b652-c8c111364de2
 
(質問その2)
小規模VDI環境におけるWindows 7 KMSの利用について

 
現在、小規模VDI環境を構築中です。
・ドメインコントローラ 2台 Windows Server 2008 R2(ボリュームライセンス)
・VDI デスクトップOS Windows 7 (ボリュームライセンス) 15台分
・VDIソフトウェア itrix VDI-in-a-Box
 
上記環境にて Windows 7 のアクティベーションに KMS を使用していと考えております。(MAKでは、プロビジョニングの都度、ライセンス認証カウントが消費されてしまうため)
KMSについて調べたところ、認証開始に最低25台のWindows 7が起動している事が必要となっており、上記環境では認証が行われないと思われます。
この場合、KMSの利用は無理なのでしょうか?
小規模環境において、KMSを利用する方法をご教示ください。
MAKしか使えない場合、ライセンスカウントの消費を防ぐ方法は有るのでしょうか?
ライセンスカウントが最大に達した場合、リセットする方法は?
 
以上、よろしくお願い致します。
 
(回答)
クライアントOSでKMS認証を使用するためには、おっしゃるおとり25台以上の運用を前提としています。それ以下の場合はMAKを使用する方法しかありません。
が、おっしゃる通りVDI環境においては運用において新しい仮想マシンをプロビジョニングすると再度ライセンス認証を行う必要があるためMAK認証カウントが減っていくことも想定されます。
そこでVAでクライアントライセンスを25台分を購入していることを前提としてお話しします。
確かにKMSサーバーは25台以上ないと機能しません。が、これは仮想マシンでもライセンス認証としてカウントされます。そして、そのマシン情報はKMSサーバーに180日は残ります。ということは、とりあえず仮想マシンを25台作成してライセンス認証をさせてしまいます。その後はプロビジョニングを180日以内に行えば認証カウントは25台以上になるので問題なく認証されるはずです。これを繰り返すことによってライセンス認証は問題なく行えるはずです。
 
>MAKしか使えない場合、ライセンスカウントの消費を防ぐ方法は有るのでしょうか?
ありません。
 
>ライセンスカウントが最大に達した場合、リセットする方法は?
ありません。ライセンス窓口に連絡し、追加してもらう作業になります。ただし追加費用が発生すると思われます。
 
以上、参考になれば幸いです。

(MSのライセンス認証のページ)
http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/existing-customers/product-activation.aspx
(MSのブログ)
http://blogs.technet.com/b/askcorejp/archive/2009/10/30/2-0-kms.aspx
(@ITの資料)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/qanda/002wpa/wpa_03.html#q17
(参考:個人の方のブログ)
5分でわかるボリュームアクティベーション-MCTの憂鬱
KMS クライアントに変更(Windows 7)-悩み多き文教市場のインフラ屋さん
(過去ログ)
OEM版 Windows Server 2008でKMSホストは使用できますか。
 
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/w7itprogeneralja/thread/235565b8-3d85-4e2c-950f-9b3fd71d6c4d/#f4c98eb5-df31-4513-9583-957da0df19dd 

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NLB(ネットワーク負荷分散クラスタ)

Windows Serverの持つ負荷分散機能。Windows Server 2003から搭載されている。同じ機能を持つ複数のサーバに、それぞれの実際のIPアドレスとは別に共通のIPアドレス(仮想IPアドレス)を割り当て、外部からのアクセスを均等に割り振る機能で、最大32台で負荷分散を設定することができる。(e-Wordより引用)

(MSのページ)
Windows クラスタリング : ネットワーク負荷分散 ‐ FAQ (よく寄せられる質問)spx
(参考:個人の方のブログ)
http://handcraft.blogsite.org/Memo/Article/Archives/323
http://naonao71.wordpress.com/tag/nlb/
 
(過去ログ)
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja/windowsserver2003ja/thread/
e05fa4cb-da74-4fbe-a364-a710b7b70a03

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja/windowsserver2003ja/thread/
8d292fdf-8bbf-422e-b0c1-c49a32abb078

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja/windowsserver2003ja/thread/
868715d9-3b15-4269-9280-03ed4360a72e

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/windowsserver2008ja/thread/
e460e253-6b3f-4594-ba5a-2e676d9ceee3/

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/windowsserver2003ja/thread/
23e7d835-d0fe-401d-9b81-8a6d152a9540/

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/windowsserver2008ja/thread/
529614d3-12c6-4d6a-803e-d4925308dfe3

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/hypervja/thread/2b131652-583e-481b-b216-022ca0eb2e76
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja/windowsserver2008ja/thread/
8ba79e75-b516-4072-a2ab-9f7ebb24eee4

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グローバルカタログサーバーについて

(質問)
グローバルカタログサーバーについて

 
よろしくお願いします。
現在運用中の環境の入れ替えを控えております。
今までは、機能レベル2000、Windows Server 2003 ドメインでした。次期は、Windows Server 2008 R2 を採用し、シングルドメイン、シングルフォレスト環境を構築する予定です。そして、機能レベルは引き続き2000だそうです。メリットあるのかな。設計者はリスクがはかれないからと言います。
複数台のドメインコントローラーを立てる予定ですが、このすべてのドメインコントローラーに、グローバルカタログを構成するとの話を聞きました。
自分の記憶違いかもしれませんが、グローバルカタログはひとつのドメインに1台あれば良いと思っていました。
複数構成するメリットなどあるのでしょうか。
 
(回答)
シングルドメイン、シングルフォレストとのことなので、すべてのDCをGCにすることをお勧めします。
この理由は2つあります。
1つ目の理由はログオンプロセスに起因します。
ドメインに対してのログオン要求のプロセスとして、クライアントはDCにログオン要求を投げますが、DCはGCに対してそのユーザーがどのユニバーサルグループに所属しているかのクエリーをします。これはたとえユニバーサルグループに所属していなくても必ず行われる動作になります。
2つ目の理由は、GCの元ネタはDCのドメインパーティションにある情報になります。マルチドメイン環境ではDC上のFSMOのインフラストラクチャマスターと同じサーバーにGCを置いてはいけないという要件がありますが、シングルドメインの場合はインフラストラクチャマスターのお仕事がないのでこの要件はあてはまりません。そのことから、シングルドメインの場合はすべてのDCにGCを配置することができます。よって、すべてのDCにGCを配置するとGCは自身のDCから生成することとなり、GC間でのレプリケーションはおきません。更に、DCからGCへのクエリーはネットワークを経由することなく完了します。
以上のことから、シングルドメインの場合は全てのDCにGCを配置することが推奨となります。
また、機能レベルは最低でも Windows Serer 2003 以上にすることをお勧めします。できれば Windows Server 2008 にして AD のごみ箱を有効にするべきでしょう。
機能レベルを Windows Server 2003 に上げることによって、LVRやKCCなどの機能追加や機能アップが行われています。
各機能レベルで有効になる機能に関する付録
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc771132(v=ws.10).aspx
以上、参考になれば幸いです。
 
(再質問)
とてもわかりやすい返信をありがとうございました。
GCをすべてのDCに配置するメリットが理解できました。
しかし、機能レベルを 2003 以上にあげることは、しないことを方針としているようです。
使用できるようになる機能のメリットより、機能レベルをあげて全体の環境に何か問題が発生したら、恐ろしい。ネットワークの規模が大きいため、リスクを図るための検証を実施できないから、機能レベルは 2000 のままというのが理由です。
実際、機能レベルをあげることにより障害が発生するケースがあるのでしょうか。
そうすると、フォレストには 2000 という機能レベルはないので、あまり意味がないように思えます。フォレストを構成する恩恵は受けられないように思えます。
なのに、なぜこの設計者はあえて、フォレストをシングルフォレストで構成するというのか、理解ができません。
しかし Windows  Server 2008 R2 はドメインを作成すると、フォレストも同時にできてしまうのでしょうか。
以前 2008 環境を構築していた時は、そこまで意識していなかったので、このたび設計内容をチェックしていて疑問が噴出しています。
そのような環境に対する疑問を解消するための検証環境もないため、疑問が山積です。
 
(再回答)
>そうすると、フォレストには 2000 という機能レベルはないので、あまり意味がないように思えます。フォレストを構成する恩恵は受けられないように思えます。なのに、なぜこの設計者はあえて、フォレストをシングルフォレストで構成するというのか、理解ができません。
>しかし Windows  Server 2008 R2 はドメインを作成すると、フォレストも同時にできてしまうのでしょうか。
まず、機能レベルでフォレストには Windows 2000 というものがあります。そして、ドメインは必ずどこかのフォレストに所属しています。なぜ、シングルドメイン、シングルフォレストにするかというと、一番設計がシンプルだからです。ですのでマイクロソフトでもこの設計方式を推奨しています。
機能レベルは、下位互換性のために用意されているもので、追加機能を使用するためのスイッチのようなものになります。そもそも、DCを導入する時点でスキーマの拡張を行っているはずですよね。リスクというならば、そこがリスクとして私は認識しています。ですので、既に使える状態になっていてそれを使わないというのは私には理解しがたいところですね。
しかし、企業によってはそのようなポリシーを持って運営されているところもありますので一概に何とも言えません。
以上、参考になれば幸いです。
 
(MSのページ)
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc732877(WS.10).aspx
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc737290(WS.10).aspx
インフラストラクチャマスタの役割をもつDCにGCを配置はしてはいけないケースおよび理由。
http://support.microsoft.com/kb/223346/ja
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc754889(WS.10).aspx
(過去ログ)
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/activedirectoryja/thread/822ab3d0-7122-4b7c-a501-1620e0b7be58
 
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/windowsserver2008ja/thread/0922046a-32bf-4ce2-9121-ae1b293699dd/#8aa31497-4df8-44b1-a1f5-a8a62a34691b

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RD接続ブローカーを使用した負荷分散

(質問)
リモートデスクトップサービス接続ブローカーを使用した負荷分散の流れについて

 
お世話になっております。
○○と申します。
タイトルにあります、リモートデスクトップサービス接続ブローカーを使用した負荷分散の流れについてご質問させて頂きます。
セッションホストサーバー3台・接続ブローカーサーバー1台の構成でRemoteAppの利用を検証しております。
クライアントから、セッションホストサーバーへの接続後、セッションホストサーバーから接続ブローカーサーバーへの既存セッションの問合せを行うと思いますが、
その応答は、接続ブローカーサーバーからセッションホストサーバーへ送られ、セッションホストサーバーからクライアントへ応答が返るのでしょうか。
または、接続ブローカーサーバーからクライアントへ直接応答を返すのでしょうか。
以上、よろしくお願いします。
 
(回答)
概要はご理解されているように以下のような感じです。
[参考]
負荷分散をサポートするTSセッション・ブローカ
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/winsv2008/09ts_02/09ts_02_02.html
上記資料ではリダイレクトの動作については詳しく触れられていませんが、以下によれば既定の動作である「IP アドレスのリダイレクト」と「RD 接続ブローカー ルーティング トークンのリダイレクト」という方法があるようです。
[参考]
IP アドレスとトークンのリダイレクトについて
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc732852.aspx
既定の動作である「IP アドレスのリダイレクト」の場合には、要求を受けたセッションホストが接続ブローカーに確認し、決定したセッションホストに要求をリダイレクトするとともに、クライアントにもリダイレクトメッセージの返信を行うことにより、次のパケットからクライアントと決定したセッションホストが直接通信するという、一般的なリダイレクトの仕組みを行っているのではないかと思いますが(明確な資料が見当たりませんでしたので推測ですが)。
ただ、この方法ではクライアントは接続ブローカーだけではなく、すべてのセッションホストとIPアドレスによる直接通信が出来るように、FW等の設定を行う必要があるのは間違いないと思います。
 
(MSのページ)
リモート デスクトップ接続ブローカー (RD 接続ブローカー) の概要
Microsoft Windows Server 2008 R2: RD 接続ブローカーを理解する
 (@IT資料)
Windows Server 2008 R2によるVDI実践入門1
Windows Server 2008 R2によるVDI実践入門2
 
うえの資料より本文抜粋すると、おおまかな流れは以下のとおり。
(1) Hyper-V 2.0環境の構築
仮想デスクトップ(仮想マシン)をホストするための環境を作る
(2) Active Directory環境の構築
認証やユーザー・データ/プロファイルの仮想化に利用するために環境を作る
(3) リモート・デスクトップ・サービスの追加
VDIに必要な役割とそのサブ機能をインストールする
(4) RD仮想化ホスト=Hyper-Vマシンの設定
RD接続ブローカに対してHyper-Vマシンを登録する
(5) RD接続ブローカとRDセッション・ホスト(リダイレクタ)の設定
RDセッション・ホスト・サーバとRD接続ブローカを相互に登録する
(6) RD Webアクセス・サーバの登録
ポータル用のRD Webアクセス・サーバとRD接続ブローカを相互に登録する
(7) Hyper-V上での仮想デスクトップの作成
VDIにあわせて仮想マシンの作成と設定を行う
(8) 仮想マシン・プールの作成
作成した複数の仮想マシンを束ねてプール化する
 
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/windowsserver2008ja/thread/165abe64-51fa-4582-8a0c-f4fc5e8f177b

WindowsServer2008(R2)ではTSセッションブローカー(2008無印)、RD接続ブローカー(2008R2)を使うことで負荷分散ができる。冗長化は従来のNLBよりもDNSラウンドロビンが手っ取り早い。ただし、DNSラウンドロビンだと障害時の待ち時間が数十秒(?)ほど必要になるようである。

TechNet:チェックリスト: RD 接続ブローカーを使用して、負荷分散された RD セッション ホスト サーバー ファームを作成するの手順通りやれば構築できる。

一応手順概要をメモしておく。
1.モートデスクトップサービス(RDS)をインストールしたサーバを複数台用意します。
2.リモートデスクトップ接続ブローカーの役割をインストールする。(ドメインのメンバサーバである必要あり)
3.接続ブローカーをインストールしたサーバのローカルグループに、「Session Broker Computers」というのができているので、そこに各RDSサーバを追加します。(デフォルトではコンピュータが選べないようになっている。)
4.各RDSサーバをRD接続ブローカーのファームに参加させます。
サーバマネージャの[リモートデスクトップセッションホストの構成]から[設定の編集]領域の[RD 接続ブローカー内のファームのメンバー]をダブルクリックし設定画面を立ち上げます。
[設定の変更]→ [ファーム メンバー]を選択し、[RD接続ブローカーサーバー名]にRD接続ブローカーのサーバー名を入力、[ファーム名]に名前を入力します。
あとは、[接続ブローカーの負荷分散に参加する]チェックボックスをオンにし、再接続に使用するIPアドレスにチェックを入れます。
これを各RDSサーバに対して行います。
5.最後にDNSの設定をします。
DNSサーバで新しいAレコードを追加します。
ホスト名は、4.で入力した[ファーム名]にする。
IPは各RDSサーバのものを使います。
例えば、ファーム名が"nlb"で、RDSサーバが2台あってそれぞれのIPが192.168.1.31,192.168.1.32ならDNSに下記のように2レコード追加する。
 
nlb  192.168.1.31
nlb  192.168.1.32

さらに、Active Directory 証明書サービス(エンタープライズCA)をドメインのメンバーにインストールし負荷分散に参加した1台のノードより、インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャーより、「一般名(M)」が"nlb"の 「ドメイン証明書の作成」をエンタープライズCAに対して行う。
Webサイトの「バインドの編集」でhttps(443)を編集し、「一般名(M)」が"nlb"の「ドメイン証明書」に変更する。
(作成した、ドメイン証明書は「ネットワーク共有等」にパスワード付きで、.pfx形式で「エスクポート」しておく。)
負荷分散に参加した他のノードでも、インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャーより、うえで「エスクポート」した.pfx形式のドメイン証明書を「インポート」し、Webサイトの「バインドの編集」をうえと同じように行う。

RD WebアクセスでのRemote Appの利用であれば、
https://nlb/RDWeb/ 
でアクセスできるようになる。

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