▲藤井聡太七段 vs. ▽渡辺明棋聖 90手目
(棋譜を見やすい将棋盤で表示するために,Fireworks さんが作成されたアニメーション付棋譜再現プレーヤー 「フラ盤」を使用させていただいています.)
90手目、9九飛打 で藤井七段は、誤算に気づき大長考。ここからミスが出たそうです。
99手目の9四桂打 では、4三成銀と踏み込む手順があったか検討された。(以下、一例の変化手順)2一玉、3二成銀、同玉、7三角成、8九銀打、8七金打、9八銀成、同金、9六歩打、・・・難解だが、後手よしとなる。棋譜コメントでは4三成銀に4二歩とあるが、4四桂打 で後手、受けに困る。
107手目、8二歩打 は意味の無い手。
113手目、9四歩 は悪手で後手勝勢へ。
この対局に勝利した渡辺明棋聖(三冠)は、対戦成績を、1勝2敗し棋聖位防衛に望みをつないだ。藤井七段の最年少戴冠はお預けとなった。最も若いタイトル奪取は、1990年、屋敷伸之九段の18歳6ヶ月。
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