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0手
・うちのAIで検討すると、79手目の▲6二歩打 は候補手になかった。(候補手の一番手は、▲8二桂成)・6二歩は敗着でしょう。後手の7六歩が攻めの拠点に効いています。先手歩切れ、と金で飛車を差し上げ、玉は逃げてと。固くない守りをしのぐのが千駄ヶ谷の受け師のやりかたでした。おめでとうございます。涙、涙
・解説の佐藤天彦九段が、84手目の、△6九角打 が決め手だと言ってた。プロ的には数手前から後手が良かったみたいだけど。
・(ナベブログより)
「一昨日、昨日のアクセス数が多かったのは王位戦の影響でしょうか。最終局の日は棋士数名と将棋を指していました。最終盤▲39玉のところで決め手が見えずにあれれ、となっていたら(102手目に)△45桂が指されて「そんなところに桂馬がいたか」と勝敗の帰趨が見えて後は静かに見守りました。
将棋界ではこの1年、世代交代が盛んに言われましたが、これでまた年長棋士に逆襲の機運が高まることと思います。
今回の王位戦で印象的だったこととして1日目に持ち時間の差が付いたことが挙げられますが、20代の棋士と40代の棋士が指したら同じようになるケースは多いと考えられます。理由としては若い世代の方がAIによる序盤研究に熱心だからですが、お隣の囲碁界でもAI流の序盤を多用しない羽根直樹碁聖(43)が8年振りにタイトルに返り咲きましたし、40代になっても長所を生かせば若い世代に対抗できる、というのは参考になりますね。
AIからもっとも遠いトップ棋士・羽根直樹が8年ぶりにビッグタイトル獲得
木村新王位もAIについては「あまり参考にしない」と答えていることが多いように思いますが、実際に最終局でもこの67手目の局面は今年3月の棋王戦第4局▲渡辺―△広瀬戦から割と容易に想定できる変化図なので豊島名人が消費39分なのはむしろ普通で木村さんがこの辺りを研究ではなくその場の思考で指していることに驚きました。持ち時間の差は疲労度の差とも言えるので、こんなに差が付いてしまっては、と思うのは私が体力に自信がないからなんでしょうか(笑)
少し前に囲碁棋士の方々とフットサルをやる機会があったので、羽根碁聖のことを聞いてみたら「布石の分かれ自体はAI推奨の手順で勝率60%くらい(初期値より1目程度?)ってことなんですけど、羽根先生はそれ以外が強過ぎますから。」と教えてもらってなるほどなぁと思ったんですが、木村さんの強さという点では難解な中盤戦を乗り切った後に終盤戦まで乱れない、という将棋がこの夏だけで何局もありました。
長文になりましたが締めがないのでだから何、と言われたら困るんですが、将棋と囲碁で同じようなことが起きたのは興味深いな、と思ったので書いてみました。」
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